養育家庭(里親)制度のおはなし。①
- hoseioffice
- 4月2日
- 読了時間: 2分
行政書士の黒岩ほうせいです。
今回は、養育家庭(里親)制度のお話です。
先日までNHK連続テレビ小説「おむすび」でも、終盤出てきてましたね。
東京都内では、様々な理由により親御さんと暮らすことのできない子供が約4,000人いるそうです。
そのような子供達を、家庭に迎え入れ、家族同様の環境で育てるのが「里親」であり、都内で、制度の普及に力を入れています。
色々な事情で、御夫婦にお子様が居ない家庭等(おひとりさまでく、おふたりさまの場合)で、ある程度の経済的余裕があるご家庭で興味がある方は考えても良いかもしれません。
「養育家庭」は里親制度の一つで、一定期間子供を育てる家庭のことを指します。
【里親の種類】
1️⃣養育家庭(里親)
養子縁組を目的とせず、一定期間子どもを預かり育てる里親のこと。
対象:赤ちゃんから中高生まで
※親の状況により、途中で家庭に帰ることもあります。なお、短期間のみ子どもを預かるご家庭もあります
2️⃣養子縁組里親
養子縁組を目的として、特別養子縁組が成立するまでの間、養育する家庭のこと。
※原則として25歳以上の夫婦が対象です
3️⃣親族里親
実の親御さんが様々な理由で亡くなってしまったり、行方不明等の場合に、祖父母等が子どもを養育する里親のこと。
【養育家庭(里親)になるには?】
年齢:制限はありません。
住まい:都内在住で、家族構成に応じた適切な環境があること。
※例:夫婦のみで暮らしている場合は、40m(LDK を除く2部屋)が目安
収入要件:経済的に困窮していないこと。世帯収入が生活保護基準を上回っていること。
単身者の場合:要件をクリアしたら里親になれます。 ※その他にも要件があり。
預かる期間:数週間~数年(18歳の自立までの場合も)
養育費:子どもの生活費や教育費、里親手当などが支給されます(東京都基準に基づく額)
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